第7話.不動産購入時における不動産業者選びのポイント

第二章・不動産業者ってどうしたらいいの

それでは、いよいよ第二章に入ります。
第二章では、不動産取引に重要な不動産業者について
掘り下げていきたいと思います。

仲介手数料は、果たして高いのか?

この章を、読みながら考えていきたいと思います。

■不動産業者の選択肢について

不動産業者の選択肢については
第6話でも少しふれていますが、基本的には
どこの業者を選んでも、目当ての物件は買えます。

しかしながら、業者によってだいぶ違いがあるので
しっかりとした業者を選びたいものです。

不動産購入にあたっては次のような選択肢が
考えられるのでは無いでしょうか。

①地元の不動産屋さん
②大手不動産さん
③気になる物件の掲載元の不動産屋さん

 

 

■物件探しの段階

物件探しの段階では、特定の不動産屋さんに
絞り込む必要はありません。

いろいろな担当者の方に着いてもらって
より良い担当者を探しても良いかもしれません。

ウェブサイトで物件を探していくと
窓口の不動産屋さんが掲載されているので
まずは、そこに問い合わせてみるのが
ベターかもしれません。

地元の不動産屋さんに目を向けてみると
購入に対して、仲介手数料を割引するなどの
サービスをしているところもあるようです。

この機会を活用して、様々な不動産屋さんに
コンタクトを取ってみるのも良いかもしれません。

しかしながら、複数の業者から
たくさん連絡が来るようになる可能性もありますので
見切りをつけた業者さんには、しっかりと
お断りをしておくのも忘れずに。(お互いのためにも)

 

■契約前段階

これだ!という物件が決まってきたら
取引を任せる不動産屋さんを選択する必要があります。

もし、信頼できる担当者が見つかれば
その会社でも良いと思います。

仲介手数料の割引を受けるために、特定の不動産屋さんに
しぼっていくやり方もあるでしょう。

もし、買い換えの場合であれば
購入・売却両方をお願いすることで
仲介手数料の割引に応じてくれることもあるようです。

 

 

■業者選定のアドバイス

業者選定のポイントとしては
まずは、担当者との相性が何よりです。

担当者とは、何度も話をして
時にはお金のことなどシビアな話もしなければ
なりません。

やはり、その時にハラを割って話せるか
相談しやすいのか。が重要と考えます。

もちろん、知識をちゃんと持っていることや
仲介手数料の条件も大切です。

良いことも悪いこともちゃんと教えてくれる。
地域の事情に詳しい。などの要素もありますが
何度かやり取りを重ねる中で、おのずと分かってきます。

その地域の事は、やはり地域に密着している方のほうが
情報が濃いことは間違いありません。

その点、地元の不動産屋さんに関しては
担当者がそのエリアに居住しているケースも
少なくないため参考になる話が聞けたりします。

担当者に関しては、妥協しないようにしましょう。

 

 

■仲介手数料のこと

仲介手数料について少し触れておきたいと思います。

仲介手数料の上限額は、法令で決められています。

(売買価格✕3%+60000円)+消費税

物件の売買価格が3000万であれば
ざっくりおよそ100万円くらいになります。

決して安い値段ではありませんが
数千万円単位でお金が動く不動産売買においては
お金の感覚がだんだんマヒしてきます。

これは、あくまで上限額です。
減額に関しては、不動産屋さんの裁量で行うことが可能です。
しかしながら、不動産さんにとっては
メインの収入源ですから簡単には安くしてくれません。

しかしながら、いくつか減額してもらえる方法が
ありますので紹介しておきたいと思います。

①過去に利用した不動産屋さんを再度利用する
②以前その不動産屋さんを利用した他の人から紹介してもらう
③仲介手数料半額・無料をうたっている不動産屋さんに聞いてみる
④買い替えで売りも買いも同じ不動産屋さんにお願いする

①、②については
再利用制度や紹介制度を実施している業者は多いです。
割引率としては、10%前後に設定されている事が多いです。
(ちなみに私もご紹介出来ますので、ご相談ください)

③については
時々に仲介手数料半額とか無料をうたっている不動産屋さんがあります。
しかし、仲介手数料は不動産屋さんの収入源です。
必ず条件があると思いますので、よく確認しておく必要があるでしょう。

④については
売り買いを同じ不動産屋さんにお願いするケースです。
すると、不動産屋さんには売り買い両方の手数料が入ります。(いわゆる両手仲介)
この場合、減額に応じてくれる場合があります。

売り買いということで、複数の取引をしていることから
再利用制度を適用する場合もあります。

仲介手数料は大変大きなウエイトがあります。
少し安くなるだけで、引越代くらいは捻出できて
しまう場合も珍しくありません。

制度やルールをよく知って
少しでもオトクになるように工夫していきましょう。

第6話.物件情報に関する基礎知識

今回は、物件情報に関する事について書いていきたいと思います。

 

 

■物件を探す場所

主に物件を探すとすれば概ねこのような感じかと思います。
・不動産屋さんに行く
・インターネットで調べる

いきなり不動産屋さんに飛び込むのは…
と、ちょっと抵抗感がある方もいると思いますので
まず最初は、インターネットで調べる方が
大半じゃないかと思います。

もし、不動産屋さんに行くとなった場合は
欲しい物件のエリアがよほど遠方でない限りは
欲しい物件の近所の不動産さんに行った方が
良いと思います。

地域の事情にとても詳しいからです。

不動産仲介の方は、第5話でも紹介したとおり
沢山の人とつながりがありますから
地域に関しては、ものすごく事情通の場合もあります。

メリット・デメリットについて教えてもらえるので
物件選びが結果的によく進みます。

 

 

■インターネットで探す場合

インターネットで調べると言っても
これも種類があります。
・物件情報ポータルサイト
・大手不動産業者のウェブサイト
・中小の不動産業者のウェブサイト

物件情報ポータルサイトとは
SUUMOやHOMES、at homeなど、物件情報の紹介に
特化したサイトを言います。

売主さんが、どこかの不動産業者に売却を依頼すると
不動産業者がポータルサイトへ登録を行います。

よく同じ物件が沢山掲載されている事がありますが
この場合は、売主さんが複数の業者に売却を依頼しているケースが考えられます。

大手不動産業者といえば
三井のリハウス、野村不動産アーバンネットあたりは
全国区でしょうか。

大手不動産業者の場合、規模も大きいため
独自のネットワークがあったり、取り扱う物件も
かなり多い事から
大手不動産業者のウェブサイトも、ポータルサイトに負けないくらい掲載されています。

過去に自分たちの会社で開発分譲した地域等では
中にはポータルサイトに掲載していない場合もあるため
ポータルサイトを見尽くしたら、大手不動産業者の
ウェブサイトを見てみるのも良いかもしれません。

そして、最後は中小の不動産業者のウェブサイトです。
こちらに関しては、ポータルサイト以上に掲載されるケースはほとんど無いと考えて良いかと思います。

前述の通り、中小の不動産業者が売却を依頼された場合
概ねポータルサイトにも掲載するからです。

ただ、ポータルサイト掲載にも経費がかかるはずなので
よほど地元で強ければ掲載しないという選択肢もあるのかもしれませんが
売主からしてみれば、少しでも早く、希望価格で
売ってもらいたいと思っているので
ポータルサイトに登録しないと、疑問を感じるのではないでしょうか。

 

■レインズと呼ばれるデータベース

物件情報のほぼ全ては、レインズとよばれる
不動産業者しか閲覧できないデータベースに登録されます。

レインズに登録されると、不動産業者であれば
全国どこでも同じ物件情報を引き出すことが
出来るようになるというわけです。

町名と広さと価格が分かれば、同じレベルの情報を
得ることが出来ます。

レインズの物件情報では、物件の番地レベルまで
わかるようになっているようです。

極端な話をすれば
不動産業者は、レインズに登録されている物件であれば
全国のどこの物件でも取り扱う事ができるということになります。

 

 

■未公開物件・会員限定物件について

よく「未公開物件」というものを目にするかと思います。
あまり、定義がハッキリとしない部分もありますが
一般的には、先ほどふれたレインズに登録していない
物件であるという意味にも受け取る事が出来ます。

「未公開物件」という言葉を見ると
レアな情報じゃないか。とか、特別な情報じゃないか。
というイメージが先行すると思います。

しかしながら、通常はレインズに登録するものを
していないということに違和感を感じざるを得ないわけです。

本当に未公開物件であるならば
・どう未公開なのか?
・なぜ未公開なのか?
について売主(または仲介)の
担当者に確認した方が良いと思います。

個人的な感覚だと、ネガティブなイメージを持っています。

そして、もうひとつ良く見かけるのが
中小の不動産業者のウェブサイトで見かける
「会員限定物件」ってやつです。

これも完全なる「会員限定物件」というのは
ほとんど無いと言っても良いでしょう。

ポータルサイトやレインズの事を考えると
公開されていないケースはほとんど無いからです。

しかしながら、意味が無いわけではありません。
物件情報としては、他のサイトや業者のウェブサイトで
閲覧できる可能性はあるのですが

写真や間取図などの画像情報に関しては
不動産業者がそれぞれ用意をするので

地元の不動産業者の場合、より多くの画像が見れたり
間取図が見れたりと、物件の情報を少し詳しく知れる可能性があります。

住みたい地域が具体的に決まってきたら
地元の不動産業者さんのウェブサイトには
登録してみても良いかもしれません。

物件の情報が、不動産業者の間で共有されていて
どこの業者でも取り扱うことが出来る事は
意外と知らない方もいらっしゃるようです。

ウェブサイトを駆使して情報を収集しつつ
不動産屋さんにも足を運んでみましょう。

第5話.不動産売買における登場人物について

不動産売買にあたっては、いろいろな人々が
かかわりを持ってきます。

今回は、登場人物についておさらいしたいと思います。

■不動産関係

 

・買主(売りの場合は売主)

これは、自分自身にあたります。
購入の場合であれば、買主。
売却の場合は、売主と呼ばれます。

 

 

・売主(売りの場合は買主)

これは、逆に相手方のことをいいます。
自分自身が購入したい場合は、相手は売主。
売却の場合は、買主となります。

土地や物件の所有者は、個人の場合もあれば
業者の場合もあります。

また、自分が売りに出している物件を
業者が買いたいと言ってくるケースもあります。

相手方は、個人の場合と業者の場合があると
抑えておけば良いでしょう。

 

 

・不動産仲介業者

これは、買主と売主の間に入って
不動産の売買をサポートしてくれる業者を言います。

不動産仲介業者は、全国区で展開している
大手の業者もあれば、地域密着で活動している
業者もあります。

実際に、購入(売却)の契約段階に入ってくると
様々な事務手続きのサポート、アドバイスを
してくれたり
リフォームや金融機関、司法書士なども紹介してくれます。

不動産仲介業者では、宅地建物取引士という有資格者がおり
この資格を持った人でなければ取り扱うことができません。

なので、不動産売買においては
仲介業者が入るのが一般的かと思います。

これらの業務の報酬として、売買を行った際には
仲介手数料という手数料を払います。

物件を案内してもらう段階や、相談する段階においては
無料でやってくれます。
(これもコストがかかってると思うのですが…)

不動産売買において、大変重要なキーマンとも言えるでしょう。

 

 

・相手方の仲介業者

自分に仲介業者の方が着いてくれているように
相手方にも仲介業者がいるということです。

相手方の仲介業者も、自分と同じ業者であることも
有り得ますが、なかなかありません。

基本的には、こちら側から直接、相手方の業者さんに
接触することはほとんど無いと思います。

 

 

・その他仲介業者

直接売買契約を締結するにはいたらないのですが
物件案内をお願いしたりして
かかわりをもつ仲介業者の方を言います。

熱心な営業の方だと
一度の案内以降も、沢山情報をくれたりします。

そういった一連の対応を見て、担当者を選択するのも
ひとつの手法かなと思います。

 

 

■金融機関関係

 

・銀行などの金融機関担当者

不動産売買は多額のお金が動きます。
多くの方は、キャッシュでは買えないので
住宅ローンを組んだりします。

銀行だとローンセンターなど
普段はあまりお世話にならない場所にいきます。

住宅ローンの事前審査は、書類のみなので
実際の契約と、融資実行の時にお世話になります。

 

 

■建築関係

 

・工務店/ハウスメーカー

新築のときには、特にお世話になると思われます。

大手のハウスメーカーの場合
10年毎に点検に来てくれる場合などもあり
長いお付き合いになることもあります。

また、リフォームを工務店にお願いするケースも
あります。

担当者は、親身になって話を聞いてくれたり
適切なアドバイスをしてくれる方が理想ですね。

 

 

・リフォーム業者

こちらは、リフォームを主に行う業者にあたります。
業者によって得意とするリフォームがあったり
ひいきにしているメーカーがあったりします。

基本的には、複数の業者で見積もりを取って
比較すると良いと思います。

リフォーム業者の良し悪しは、後のトラブルにも
つながる恐れがあります。

担当者は、工務店同様
しっかり相談にのってくれて、適切なアドバイスを
してくれる方が良いですね。

相性もあると思います。

 

・ショールーム

リフォームとなると、様々なメーカーのショールームに行くことになります。
実際のモノを見ることでイメージが具体的になります。

なるべく品揃えが豊富なトコロが良いと思います。
予約が必要な場合もありますし
吟味をするとなると長時間かかる場合もあります。

事前にリサーチされることをオススメします。

・モデルハウス

こちらは、新築のときにお世話になりそうです。
経験値が無いので、あまり書けませんが
ショールーム同様、イメージを具体化できると思われます。

 

 

■法務関係

 

・司法書士

普段生活していてあまり関わることがありませんが
不動産売買においては、司法書士の方が登場します。

具体的には、土地や建物の所有権を移転する手続きや
住宅ローンの抵当権を設定・解除をやってくれます。

物件の決済が終わって、引き渡しとなると
速やかに所有権の移転と、抵当権設定に行きます。

移転後の登記簿謄本や権利証に関しては
後日郵送で送られて来ますので
顔を合わせるのは、一回だけという
レアキャラクターになっています。

 

このように不動産売買においては、沢山の人が
関わってきます。
この登場人物たちの間に入って、円滑にまわしていくのが
不動産仲介の方々かと思います。

 

不動産仲介の担当者の力量ひとつで
結果に大きな差が生まれる可能性もあることを
知っておくべきかと思います。

第4話.マンションに住むことをより具体的に考える

■マンションの原則は共同生活であること

マンションはひとつの大きな建物に
沢山の世帯がひしめき合っています。

壁はそれなりに厚みがあるわけですが
隣の家とはくっついており、上下も部屋があるわけです。

居住するスペースは、「専有部」と言い
その名の通り、持ち主のスペースになります。

その他に、「共有部」と言い
玄関ホールやエレベーター、廊下や受電設備など
住民みんなで使う設備を言います。

「共有部」は住民みんなの財産ですから
みんなで大切に使う必要があります。

また、隣家との騒音問題、ゴミの出し方など
マンションで決められたルールはしっかり守る必要があります。

小さいマンションだろうが、タワーマンションだろうが
共同生活という精神は持ち続ける必要があります。

 

■管理組合という存在

一定規模のマンションになると管理組合なる組織があります。
管理組合の役員は、住民です。

住民の代表が集まり、マンションの管理や修繕について検討を行います。

管理組合の会合では、管理会社も入って
修繕に関するアドバイスを行ったり
管理に関する報告があったりします。

管理組合は、管理会社をはじめ修繕についても
決定権を持っていますが
管理組合の役員は、住民ですから
マンション管理や修繕の専門知識を持った人が
いるとは限りません。

それなので、管理会社のアドバイスというのが
大変重要になってきます。

大きな修繕になると、数千万〜になりますから
修繕積立金では足りない場合は、管理組合として
銀行から融資を受ける場合もあります。

マンションの住人として、どういう管理がされているか
しっかりウォッチするべきだと思います。

 

 

■管理費・修繕積立金という諸費用

マンションに住むときは、管理費・修繕積立金というお金がかかります。
住み続ける限りは、かかってくるお金ですので
しっかりと確認しておく必要があります。

まずは、管理費です。
マンションでは、共用部の管理にかかる費用として
管理費というものがかかります。

管理費は、管理会社に支払われるお金です。
共用部の設備が充実していたり、管理人が
イロイロとやってくれたりするマンションでは
当然費用がかかります。

管理費はピンキリで、数千円〜数万円です。

管理会社が変わるケースは少ないですが
仮に管理会社が変わったとすると、管理費も変わります。

そして、もうひとつは修繕積立金です。
マンションの大規模な修繕工事は、費用も莫大です。
外壁塗装やエレベーター交換などがこれにあたります。

この費用を、みんなで少しづつ出し合って
コツコツ貯めていこうとするものが修繕積立金です。

こちらも、積立額については変動する可能性があります。
新築時は、まだ積立が無いため高いことが多いですが
築年数がある程度いったマンションの場合は
ある程度の額で落ち着いています。

この修繕積立金は、住民で相談して決めて行くのですが
あまり大幅な増加は、住民の賛同が得られないと考えられることから
大幅な増加は少ないと思われますが、こちらも変動するものである。という認識を持ちましょう。

中古マンションの購入を検討する場合は
積立金がどのくらい積立られているのか?
大規模修繕はどのような計画をされているか?
なども、重要な検討材料と考えます。

 

■管理の大切さと住み心地

マンションの管理はとても重要です。

共用部がいつもキレイで、整理・整頓・清掃が
行き届いているととても住み心地が良いです。

管理がいい加減で汚いと、住民の心も殺伐となり
マンションも早く朽ち果てていくことでしょう。

管理人は、マンションに住み込むケースと
巡回してくるケースがあります。
管理人さんが住み込んでいるケースは
非常に安心感があります。

どのような管理をしているのか?
住民からの評判はどうなのか?

こちらもおさえておきたいポイントのひとつです。

 

■人が集まることの強さ

マンションの強みは、ビッグコミュニティーになることです。
人が集まると、大きな力を持つことになります。

数十〜数百世帯の声は、地域にも影響を与える力があります。

マンションが沢山ある地域では
マンションの住民の年齢層の変化で、街も変わります。

マンションに住んでいるときは、なかなか意識を持つことはないかもしれませんが
何かの時にきっと役に立つことでしょう。

マンションの生活も、共同生活のルールを守れば
快適な生活ができると思います。

第3話.戸建てに住むことをより具体的に考える

■郷に入っては郷に従えの精神

戸建てにおいて悩ましいのが、立地だと思います。
通勤・通学・親の関係など条件があるなかで
できるだけ最善の立地を選択すると思います。

最寄り駅をどこにするのか?
自治体はどこなのか?

まずは、その辺から入っていくのが多いと考えます。

駅の利便性やバスの利便性など、交通網も大切ですし
自治体毎の特色を知っておくというのもとても大切だと思います。

子育て世帯に強い地域、お年寄りに優しい地域もあれば
なにも優しくない地域もあったりします。
いくつか候補が決まったら、比較してみると良いかもしれません。

ここまでは比較的、大きな視点での話をでしたが
実際の生活は、地域でありご近所さんとの関係です。
戸建てに関しては、個対個となっていきますので
地域の特性も考慮しておきたいところです。

歴史のある街なのか、高度成長期に開発された街なのか?
どんな成り立ちで今があるのか?
習慣となっているものはあるのか?

など、新しい街では、あまり横のつながりは希薄に
なりつつありますが
歴史のある街の場合、昔ながらのご近所付き合いを
全く無しにする訳にもいかないと思います。

と、いろいろと書きましたが
あまり気にしすぎても決まらなくなってしまいます。

自分自身やご家族が気になるポイントはどこか
重要視する項目ぐらいはしっかりとおさえておきたいところですね。

■管理や修繕は自主管理

戸建てに住む上で、大きなランニングコストとなるのが
管理や修繕の部分です。

マンションでは、管理費や修繕積立金というお金を払って
やってもらうカタチになっていますが
戸建ての場合は全て自主管理となります。

マンションのように管理費や修繕積立金が無い
と、思っても結局はお金がかかります。
これは、結果的にあまり差がないかもしれません。

管理面でいえば
日々のゴミの管理、外回りの草や庭木の手入れ
周辺の清掃があります。

ゴミだしまでの間、どこにゴミをストックするか。
外も年中、草ボーボーというわけにはいきません。

いくら個人の所有といっても、近隣のあることですから
神経質になることはありませんが、ある程度はやるということです。

そして、こちらも大きな悩みになる修繕です。
例えば、外壁塗装や屋根のメンテナンス。
湯沸器の交換や風呂・トイレ・壁紙などなど
家の内外全般にわたります。

見えないところだと、白アリの防蟻処理などもあります。

いずれも、10〜20年周期の話になりますが
数十〜数百万円の費用がかかってきます。
限られた資金計画のなかからでも
コツコツ積み立てていくことも必要かもしれません。

中古の物件を見るときには
どのような修繕が行われてきたかという部分も
確認しておいた方が良いでしょう。

買う側にとっても、資金の計画など
作戦を考えていかなければなりません。

修繕計画を自分で考えないといけないのは
戸建ての大変さかもしれませんね。

■ライフスタイル・プライベート重視

戸建ては、マンションに比べれば
自分の敷地、自分の建物ということで
「個」という部分が強いと思います。

少しライフスタイルが変わっている人にとっては
(生活する時間帯や、職種の関係、楽器をやるなど)
向いている居住形態と考えます。

また、家の中を自分の好みに変えたい。など
DIYが好きな方や、こだわりのインテリアがある方
については、間取りや空間をカスタマイズできる
戸建ての方が楽しめるのかもしれません。

そして、「個」が強いということで
プライベートな空間にもなりやすいです。

周囲の干渉や、影響を受けにくいので
プライベートを重視したい人にとっては
戸建てが良いと思います。

周囲への配慮を忘れないようにしていれば
比較的、自由度の高いライフスタイルが手に入る。
ということでしょうか。

管理や修繕は、手がかかるものの
愛着を持って楽しく出来るようになると
戸建て暮らしを楽しめそうな気がします。

第2話.不動産の種類について

■不動産の種類

第1話で少しふれました不動産の種類について
考えてみたいと思います。

ざっくりと分類するとこんな感じです。
・土地
・戸建て
・マンション

私自身、土地の購入経験はありませんので
あまり書けないと思いますが
それぞれの詳細について、もう少し深堀して
みたいと思います。

■土地を買うということ

まずは、土地です。
土地を購入する最大の利点は
建てる家の計画を、自分で決められるという点です。

家の中から、外回りに至るまで
自由に決めることが出来ます。

「自由に」と行っても、土地の場所によって
家を建てられる広さの割合→建ぺい率
家の床面積の割合→容積立
が決まっています。

これを超えてしまうと、違法建築となってしまい
家として認められないなど
重大な影響を及ぼす可能性があります。

昔は規制が緩かったり、あとから増築するなどして
建ぺい率オーバーや、容積率オーバーの物件を
たまに見かけることがありますが

売買の際に、住宅ローンで使える金融機関が限られてしまったり
最悪、住宅ローンが使えなくなってしまったりする可能性があります。

違法建築=資産価値無し

と見られてしまうわけです。

こうなっては大変ですので、ここは欲張らず
ちゃんとルールを守りましょう。

■戸建てを買うということ

次に戸建てです。
土地には既に家が建てられた状態で売られています。

建ててからまだ誰も住んでいない新しい家を新築。
以前、別の方が住んでいたものを中古。

建物として、ハウスメーカーや工務店が建てて
販売しているものを建て売り。
ハウスメーカー等に、イチから注文して建てた
建物を注文住宅と行ったりします。

新築と中古は、一概にどちらが良いかいえません。
新築は、何もかも新品で気持ち良さはありますが
誰も住んだことが無いので、どんな不具合が潜んでいるかわからない部分があります。

また、新築に関しては、あまり価格交渉が出来ない
という話も聞いたことがあります。

一方で、中古戸建ては、千差万別です。
築年数をはじめ、補修履歴、状態は実にさまざまです。
しかし、誰かが数年に渡って問題なく住んできたという事実はあります。

特に築年数がそれほど経っていない家では
新築とさほど変わらない気もします。
その分、価格が抑えられるためお得な感じがあります。

さらには、ハウスメーカーの注文住宅も売りに出ている可能性もあります。
実際に見に行って比較すると一目瞭然ですが
大手ハウスメーカーの注文住宅は、やはりかけられている費用が違います。

造りが本当にしっかりしていますので、安心感が格段に違います。
メーカーのアフターフォローがある場合もありますので
単純に価格だけでは見えてこないものがあると思います。

中古戸建てをリフォームすれば、カスタマイズも結構出来ます。
間取り変更など、かなり融通が利く場合もありますので
不動産業者やリフォーム業者に問い合わせてみると良いかもしれません。

■マンションを買うということ

そして、マンションです。
マンションは、集合住宅です。
大きな建物に、10世帯程度の少規模なものから
タワーマンションのように数百世帯入っているものまで
様々なタイプがあります。

マンションも新築と中古があります。

新築マンションですが、中古マンションに比べると
数は少ない印象を受けます。
価格的にも若干割高感を感じるところです。

新築マンションも、戸建ての新築と同じで
どんな不具合が潜んでいるかわからないというのがあります。

最近のマンションでは、共用設備を充実させている
ところも多く管理費は高いように感じます。
また、修繕積立金も新築の場合は、高めに設定されているところが多いです。
(さらに一時金として払い込みが必要な場合も)

ということで、新築マンションはよほど気に入った
物件でないとなかなか手が出ない気がします。

中古マンションの場合は、築年数や規模によって様々ですが
戸建てに比べると、マンションの方が丈夫な造りですので
耐用年数が長い傾向にあるようです。

築年数が経っているマンションであっても
内部をリノベーションして、間取りから
中の設備も全て交換して販売されているケースもあり
住んでいる分には心地良く生活が出来たりします。

管理がちゃんとしたマンションであれば
修繕積立金も貯まっていたり、共用部分や
外壁、ドア交換などもキッチリされているなど
これまで住んできた人々の歴史が積み上げられている強みがあります。

物件価格も概ね相場並みにおちついており
駅近など意外と高立地の物件でも
手が届く可能性があります。

中古マンションの場合は、既に住んでいる住民が
いますので、話を聞けたりするととても参考になりますね。

 

■まとめ

土地、戸建て、マンション。
それぞれに利点もあれば、不利なものもあります。

家族構成や、ライフスタイルによって
また、予算計画などと相談しながら
最適な選択をしていただけたらと思います。

新築ももちろん良いですが
中古も意外と悪くない。ということです。

〈土地〉
・敷地を購入
・建ぺい率、容積率に従って自由なプランが立てれる

〈戸建て〉
・新築と中古があり状態も千差万別
・建て売りと注文住宅があり注文住宅の安心感は大きい
・中古の場合リフォームによるカスタマイズが可能

〈マンション〉
・新築と中古があり状態も千差万別
・新築マンションは管理費・修繕積立金が高い傾向
・中古のリノベーションマンションは新品のよう
・マンションは造りが丈夫なので耐用年数が長い

第1話 不動産を買うってなんだろう

第一章・不動産を売買するってどういうこと

1.不動産を買うってなんだろう

 

■はじめに

最近の少し面白いネタ的な内容から一転して
また、真面目な記事を書いていこうと思いたちました。

自分だからかける記事は… と考えたときに
不動産売買の事が思い浮かびました。

私は、普通のサラリーマンです。
年収も、平均よりかは若干高めですが
1000万もらっているわけではありません。

年齢は、この記事を書いている時点で30代中盤。

両親は健在ですが、特にお金持ちと言う訳でもなく
資金的な援助はありません。

その中で、マンションや戸建てを2回買い換えした
経験があります。
その経験を通じて学んだこと、感じたことを
書き残しておき、少しでもお役に立てたらと考えております。

予定では、5章立てで全50話の予定です。
気長にお付き合いいただけたら幸いです。

なお、私の経験上の主観が多々ありますので

違うな。と思ったらスルーしてやってください。

 

■不動産を買うとは

 

まずは、不動産を買うとは。です。
場所が動かない資産なので、不動産と言います。

一般的に居住用として考えられるのが
・土地
・戸建て住宅
・マンション
です。

これらをお金を支払って購入し
所有する権利を得ることです。

土地も建物も大変高額になるため
住宅ローンを組んで購入する方が多いと思います。

戸建ての住宅は、新築(=新品)・中古とあります。
工務店やハウスメーカー等が建物を建築し
それを売っているのが建て売り。
土地を購入し、建物の設計などをイチから決めて
建てていくものを注文住宅ですね。

それぞれの特性については、また別の回でふれてみたいと思います。

■一生に一度の買い物と言いますが

サラリーマンの間では、「一生に一度の買い物」
と言われているマイホーム購入ですが
意外とそうでもないと感じています。

人生設計をバッチリして、資金計画から
家の設計まで全てきっちりやって年老いてまで住み続ける。

これが出来るにこしたことはないと、私も思います。
経済的にも、一番有利といえます。

しかし、計画通り行かないのが世の常。
家族構成の変化、転勤、親の介護、病気、借金、離婚、近隣トラブル等
やむを得ない事情で、マイホームを手放さないと
いけなくなることもあると思います。

そんな時でも、「もう二度とマイホームは無理」
と思う必要は無いと言うことです。

 

■まずは知ること そして実行へ

まずは、不動産を買う事・売る事について知るということ。

知ってみると意外と身近な事のように思えてくるかもしれません。

不動産の売買って、少しわかってくると
実にざっくりとした世界であると感じますし
ある意味、ざっくりとしているが故に
損得への影響が大きいということです。

ひと声で100万円単位で動いていきますし
10万円単位は、かなり少額のような感覚になります。

しかし、それでも庶民感覚を忘れずに
一つひとつを細かく取り組むこと。

無駄なく賢く売買するための一助となれば幸いです。