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街でみかけた 復刻サンミー はリアルに復刻された関西のソウルフードだった

管理人は、いつも会社帰りにとあるスーパーに
寄り道をして帰ります。
そのスーパーは、時々菓子パンの特売をやっているからです。
(安いときだと、1個58円とかになります)
会社帰りに空いた小腹を、その菓子パンで補給して帰路につくのが習慣になっています。

そのスーパーは、地元密着の老舗スーパーで
取り扱っている商品や価格設定がかなり変わっていて
お客さんの多くは、おじいちゃんおばあちゃんです。
レジのパートも、高齢なおばちゃん。
不思議な雰囲気が漂うスポットです。

取り扱っている菓子パンも、普段あまり見かけないものが多く
そんなのも、楽しみにしてたりするのですが…

そんななか、ひときわオーラを放っていたパンがありました。
『復刻サンミー』という商品です。

 

■復刻サンミー?謎が深まります…

サンミーというパンを見たのも初めてだし
さらに、復刻の文字。
メーカーは神戸屋ですから、知らない企業ではありません。

パッケージを観察すると、関西のソウルパンと書かれています。

関西のソウルパンがなぜ神奈川に?
との疑問もありましたが
興味が湧いてきたので調べてみることにしました。

関西では、馴染みのあるパンのようで
「サンミー」という商品がたしかに販売されているようです。

このサンミーというパンは
「パンの中にクリームをサンドし、上にチョコとケーキ生地の3つの味(三味)が楽しめるデニッシュ」
という説明が書かれています。

復刻サンミーとは素材も作りも違うようです。

 

■復刻には歴史と思いが詰まっていた

パッケージをさらに見てみると
「戦後まもない開発当初のサンミーは今のものとは材料が異なっていました。」

当時の材料というのが
・ホンダン(砂糖)
・オレンジマーマレード
・チョコレート
と書かれています。

これはたしかに復刻サンミー、そのものです。

材料ひとつひとつに開発者の想いがこもっているそうです。

「ホンダン(砂糖)」
戦時中贅沢品であった砂糖は、1963年に輸入が自由化され
安価な値段で手に入るようになりました。
そんな、戦後復興の喜びを表しているのがホンダンです。

「マーマレード」
神戸屋の2代目社長 桐山利三郎氏が
パンの配達をした際に欧米の人々がマーマレードを
パンに塗って食べていたことから
欧米の豊かな食生活や憧れをあらわしているそうです。

「チョコレート」
戦後に欧米の進駐軍が、日本の子どもたちにチョコレートを配っていたことから
“豊かさと平和の象徴”を意味しているそうです。

当時日本人が抱いていた憧れや、時代を象徴したものをパンとして形にしたのですね。

 

■実食

実際に食べてみた感想としては…

地元では、『甘いものが食べたいときに無性に食べたくなるパン』
と言われているくらい
とにかく甘いです。

しかし、マーマレードジャムのおかげで
さっぱり感も出るので、パクパクと食べられます。

マーマレードとチョコレートの相性は良いですからね。

小腹が空いた時には、ぴったりのパンではないでしょうか。

 

■さいごに

商品のひとつひとつに、こうした開発のドラマが
込められていると思うと
カタチに残る商品開発というのはとてもロマンを感じますね。

今回ご紹介した、サンミーは
今でも関西の人々に愛されています。

100円くらいの菓子パンであっても
大事に食べていきたいと思いました。

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