ブラックモンブランというアイスをご存知ですか?
関東でも時々見かけることができるこのアイスですが
少し掘り下げてみたいと思います。
■ブラックモンブランとは
ブラックモンブランは、佐賀県小城市にある
竹下製菓株式会社が製造しています。
ブラックモンブランは竹下製菓の主力商品であり
ロングセラーとなっています。
ブラックモンブランの商品名の由来ですが
竹下小太郎前会長がアルプス山脈の最高峰
「モンブラン」を眺めたときに
「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」と考えたそうで
この思いをアイスクリームの名前に取り入れたものとされています。
このエピソードを読むと、竹下小太郎氏のアイスクリームへの純粋な想いを感じますし
アイスクリームへの愛、その先には子供達の姿もきっと見えているんだろうなって思いました。
ロングセラー商品の影には、こうした熱い思いを
持った素晴らしい経営者がいるんだなと
あらためて考えさせられます。
ブラックモンブランは、誕生から50年近く経っているそうですが
当時のアイスの中では、バニラアイスにチョコレート、クッキークランチの組み合わせは
かなり革新的だったようですね。
ここにも、前会長の思いが伝わってくる気がします。
■気になる味は
バニラアイスにチョコレートコーティング
そして、外側にクッキークランチがまぶしてあります。
バニラアイスとチョコレートの黄金タッグ
そして、クッキークランチがのザクザク感が
良いアクセントになっています。
美味しさのベースを支えるのはバニラアイスです。
しっかりしたミルク感を感じます。
アイスクリームの種類を見てみると
ブラックモンブランは「アイスミルク」に分類されます。
アイスクリームは、乳固形分や乳脂肪分の量で
カテゴリー分けされています。
これらが多いほどミルクの風味を感じられると
されています。
多い順に、アイスクリーム>アイスミルク>ラクトアイス
アイスミルクは、真ん中に位置しており
牛乳と同じくらいの乳成分があることになります。
乳成分を高めるほど、原価も高くなると考えられます。
一般的によくある100円アイスの中で
アイスミルクのカテゴリーにいるのは
企業努力が感じられるような気がします。
アイスクリームの分類に関しては
乳成分が少ない=品質が悪い というわけではありません
それぞれの製品に合った味わいがあるのです。
ラクトアイスだって、ラクトアイスらしい美味しさがあります。
この部分に関しては、また、書きたいと思います。
■あたりつき
こんなに製品のクオリティーが高いブラックモンブランですが
さらに嬉しいことに、「あたりつき」なのです!
あたりの場合、アイスの箸の部分に、点数が焼印されています。
100点、50点、10点 とあり。
100点集めると、アイス1本と引き換えてもらえます。
管理人がハマって食べていたときには
結構な確率で点数が集まり、何本か引き換えたのを覚えてます。
さらに、これだけじゃありません
特賞も用意されています。
○ブラックモンブラン&ミルクック 商品引換券(1000円分)
○図書カード(500円分)
というのもあるようです。
これに関しては、管理人は当たったことがありません…
どこまでも、子供たちに喜んでもらいたいという
思いが伝わってきますね。
■ふるさと納税の返礼品にも
このブラックモンブランですが、調べていくと
佐賀県小城市のふるさと納税の返礼品にもなっているようです。
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アイスクリームで子供たちの心をつかみ
企業として、地域にも貢献しているのですね。
■アイスもおもしろい
今回は、ブラックモンブランを深堀してみましたが
アイスクリームは、なかなか面白いと思っています。
また、機会があればアイスクリームの記事を書いてみたいと思います。
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